（1）夏季の使用条件では、ウォーターリング真空ポンプは循環水を使用して作動水を冷却しますが、循環水の高温により真空ポンプの吸込能力が低下し、効率が低下することがよくあります。分析により、発電所のセントラルエアコンで冷水を使用してウォーターリング真空ポンプの作動水を冷却すると、復水器の真空度が向上し、経済的効果が大きくなります。
（2）他の条件が変わらない場合、作動水温度が低いほど真空への影響は小さく、作動水温度が高いほど真空への影響は大きくなります。
（3）ダブルバックプレッシャーコンデンサーの場合、低圧コンデンサーに対応するコンデンサーの低圧により、ウォーターリングポンプの限界吸引圧力がコンデンサーの圧力よりも高くなりやすい。したがって、特別な注意を払う必要があります。ウォーターリング真空ポンプの作動水温の上昇が低圧コンデンサーに与える影響に注意してください。
（4）低負荷状態では、復水器の真空度を上げるために、作動水の温度を下げることをお勧めします。
